暮らす
2024.04.23
2024.04.23

人・街・暮らしをつなげる情報発信ツール|HARUMI FLAGの取り組みを解析

5つで構成されるHARUMI FLAGの各街区は、専用の光ケーブル網でひとつながりに接続されています

約18ヘクタールという広大な敷地に、5,632戸の住戸や商業施設などが集う「HARUMI FLAG」。これだけの規模の街を、利便性・効率性・安全面などにおいて多角的にマネジメントするには、強力な通信インフラが必要です。

HARUMI FLAGでは、公道で区切られた全5街区をひとつながりにした「エリアネットワークサービス」を採用したことにより、効率的なマネジメントが実現可能です。

本記事では、HARUMI FLAGでの快適な暮らしに役立ちながら、人・街・暮らしをつなげる情報発信ツールについて紹介します。

充実の情報ツールで快適な暮らし

5つで構成されるHARUMI FLAGの各街区は、専用の光ケーブル網でひとつながりに接続されています。これにより、公道で区切られた街区をまたぎ、まるごと一元マネジメントが可能です。

各街区のエネルギー受給を管理する「エネルギーマネジメント」をはじめ、750台を超える防犯カメラ(商業施設内の防犯カメラを除く)によって管理される街のセキュリティー対策、そして居住者向けのエリアWi-Fiも展開。ローカルネットワークのため、災害の影響を受けにくく安心です。

さらに、タウンポータルやデジタルサイネージなど、暮らす人に便利なツールも充実しています。

「タウンポータル」で日々の情報も楽々ゲット

エリア全体でひとつながりに接続されるネットワークを活用し、暮らしの情報をリアルタイムで発信する「タウンポータル」がリリースされています。

タウンポータルとは、街のイベントや交通の運行状況、災害時の連絡など、暮らしに役立つお知らせやイベント情報といったインフォメーションをお届けするポータルサイトです。

店舗のイベントスケジュールや東京BRTの運行状況、コミュニティサイクルやカーシェアの空き状況といった情報発信のほか、エネルギーの見える化、省エネ発動要請、共用施設の予約など、街を「知る」「使う」が便利になるツールです。

スマートフォン

今後もさらに便利に使いやすいコンテンツとなるよう、ブラッシュアップを予定。HARUMI FLAGに暮らす人・集う人の要望も取り入れながら、成長していくでしょう。

デジタルサイネージでスムーズな情報発信

デジタルサイネージ

各棟にはデジタルサイネージを設置。街区内と屋外を合わせると、HARUMI FLAG全体では計28カ所に配置されています。

モニターが大きく、きれいな画質で見やすいデジタルサイネージでは、地域情報や施設案内のほか、AEMS(エネルギーの見える化・省エネ活動)情報、ニュース、天気、交通情報、イベント情報などを提供予定。タウンポータルを閲覧する習慣のない方でも、街を散策するついでに新しい情報を目にすることができます。

HARUMI FLAGでは、街に住む人・遊びに訪れる人をつなぎながら、さまざまな季節のイベントの開催を企画しています。

たとえば、街に咲く花を主役にしたフラワーマルシェや、冬のクリスマスイルミネーションなど、HARUMI FLAGに住んでいない方にとっても楽しみがいっぱいです。 このような情報をリアルタイムで入手できるツールとして、デジタルサイネージが活躍します。

情報と共に暮らしを豊かに

HARUMI FLAGに整備されたエリアネットワークにより、さまざまな快適性を実現しています。

たとえば、住戸内Wi-Fiを全戸に標準装備。フレッツ光のホームゲートウェイを設置しているため、入居時にルーターなどの設備をそろえることなく、すぐにWi-Fiを利用できます。無線LANのため、室内がインターネット環境のための配線でごちゃごちゃすることもありません。

通信環境は光回線で、1Gbpsの高速通信。光ケーブルも敷設しているため、将来、データ通信量が増大しても安定した通信を維持できます。

さらに、居室の一部照明はスマートフォンからオン・オフができるなど、ネットワークを活用したIoT家電としての利用も可能です。

なお、エリアWi-Fiは、共用室や中庭などの外構でも利用できます。カフェや公園などでテレワークする際、ポータブルWi-Fiを持ち歩いたり、スマートフォンのテザリング機能を使用したりせずにWi-Fiが使えて便利です。

まとめ

HARUMI FLAGは、目前に広がる広大な海や、街を彩る豊かな草木に囲まれ、ゆったりと暮らせるベイエリアです。しかし現代「人」と「情報」とは切り離せない関係にあります。

自然に囲まれた開放感をデザインしながら、利便性も追求したHARUMI FLAGは、必要な情報を逃さずキャッチできるようエリアネットワークが整備されています。

都市部近郊という便利な立地のなかで限りなく自然に囲まれ、必要な情報を必要なときに得られ、セキュリティーや災害対策などの安全性もエリアネットワークを通して追求しています。

まずは、HARUMI FLAGの街ナカに設置されているデジタルサイネージを確認してみてください。イベント情報やAEMS情報などを見れば、HARUMI FLAGでの快適で豊かな暮らしがきっと見えてくるでしょう。

テキスト:ハルフラ編集部 撮影:鈴木文彦

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