暮らす
2024.04.23
2024.04.23

ゼロからの設計で実現する!解放感のある、人に優しく暮らしやすい街の工夫

「開放感」と、誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインに注目してご紹介します

三井不動産をはじめとした、大手デベロッパー10社が参画する都市開発プロジェクト「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」。東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の跡地におけるこの新しい街区は、住む人に、心地よいゆとりのある暮らしを提供します。

今回は、「HARUMI FLAG」の特徴の一つである「開放感」と、誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインに注目してご紹介します。

駐車場は全て地下!地上が広々とする工夫

「HARUMI FLAG」のコンセプトは“住宅だけではなく、暮らしをまるごと生み出す”こと。このスケールの壮大さに見合った広々とした空間を街区内につくるため、さまざまな工夫が施されています。

例えば、多くの人々が集う広々としたスペースを地上に確保するため、駐車場は地下に設置。街区内には23棟もの住宅棟がありながら、最大70mもの棟間隔を実現しています。地上に駐車場が見当たらないことにより、美しい景観が維持できている点も魅力です。

HARUMI FLAG

また、宅配の集荷やごみ収集などのサービス動線も地下で完結させることで、地上の交通量や一時停止車の減少を図りました。

こうして確保された空地率50.3%のランドスケープは、ほかにはないオープンな環境をつくりだしています。

心地よさや解放感のある街のデザイン

「HARUMI FLAG」は、変化に富んだ街並みを描きながらも、街の一体感を感じられる設計です。各所が個性的でありながらも調和のとれた街は、どこにいても心地いい空間がデザインされています。

視界の“抜け感”を意識した、縫い目のない街づくり

住宅棟、中庭、街路、広場、公園といったそれぞれの施設をひとつながりにすることで、街全体の連続性や界隈性、視界の抜けを実現しました。

住宅棟の配置から、中心軸となるメインストリート、街角の辻に至るまで。

考え抜かれた各施設の配置と動線、広場の確保によって圧迫感を軽減し、心地よいリズム感を演出した街並みを創出します。

「本物の森」がある街

景観のためだけに植えられた木ではなく、本物の「森」を、都心に。「HARUMIFLAG」では、地域植生や生態系までを考えた、自然豊かな風景をクリエイトしています。

街の中に存在する樹木は、街区とのつながりや、都心で“四季”を感じられる、バランスの取れた緑化計画のもと構成されます。沿岸部という特有の環境を考慮しながら樹木の種類を選定し、緑の先に海を感じられる美しいデザインにこだわりました。

鳥のさえずり、心地よいごく自然な木陰。時がたつほど豊かになる「経年優化」を目指した、住宅環境として理想的な森を育みます。

東京湾に面する広大な公園の整備

「HARUMI FLAG」には、東京湾に面する「晴海ふ頭公園」と「晴海緑道公園」があります。晴海ふ頭公園は、リニューアルによって面積が1万㎡以上に拡大。コワーキングスペースとしても活用できるカフェもオープンしました。レインボーブリッジを正面に臨むことができ、レジャーを楽しむのにも最適です。

晴海緑道公園には、1kmにわたるジョギングコースのほか、展望広場や芝生ゾーンも完備。ペットの散歩にもおすすめのスポットです。

これらの公園を含む「HARUMI FLAG」全体には、約3,900本の中高木が植えられており、各街区で40%以上の緑化率が実現されています。サスティナビリティへの取り組みも行われており、各VILLAGE内の中庭も緑に囲まれ、美しくも見通しの良い、子どもたちが安全に遊べる環境が整っています。

晴海ふ頭公園
※晴海ふ頭公園でランニングする男性

バリアフリーで移動しやすい、住む人みんなに優しい街

街全体が誰にとっても移動しやすく、暮らしやすい街であることは、このプロジェクトの大前提です。

どの施設のどの棟にもバリアフリーなアクセシブルルートを配置し、街を通して、人の思いやりや優しさを感じられる設計となっています。

例えば、段差のない外部の歩行空間、車椅子やベビーカーでもゆとりをもって行き来できる通路幅員、緩やかな勾配。また、中庭を含めた街区内の通路には歩行者動線「ウォーカブル」、自転車専用レーン「バイカブル」を導入し、安全性も確保。滑りにくい舗装材を採用することで、子どもからシニアまで安心です。

街全体にユニバーサルデザインを導入し、細かな部分まで配慮が行き届いています。

広い歩道と自転車専用レーン

暮らしやすい動線への配慮の行き届いた機能的な街

多くの建物が道路や中庭に面したつくりになっているため、広い視野で目的地を目指せます。

また、行き先に応じた効率的な動線を確保するため、施設にはメインエントランスのほかに複数の出入り口を設置。移動に無駄な時間や労力を割くことなく、ゆとりのある暮らしにコミットします。

地下にはコーチエントランスも設置し、駐車場から建物内へのアクセスも良好。雨の日の移動や、車椅子での入場も快適です。

玄関

海に囲まれた解放的な暮らしを、都心近郊で

豊かな自然の享受と生活利便性を両立するには、「街」をゼロからデザインする必要がありました。

「HARUMI FLAG」は、暮らしのあらゆるシーンでストレスフリーなゆとりのある生活を実現しながら、直線距離で銀座駅から約2.5km、東京駅から約3.3km、豊洲まで約2.1kmと、都心へのアクセスにも優れた新しい街です。

住む人にとっても、環境にもメリットのある「新しい暮らし方」が実現する「HARUMI FLAG」を、ぜひ体感してください。

まとめ

「HARUMI FLAG」の特徴の一つである「開放感」と、誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインについてご紹介しました。訪れた際に最初に感じたのは、駐車場はどこにあるんだろう?という事でした。

実際に地下駐車場を覗いてみるとそこは別世界でした。画像からも分かるように、まるで映画のワンシーンのような光景が広がっています。

「解放感」、「暮らしやすさ」、「住む人に優しい街」。これらのすべてを感じさせてくれるのが「HARUMIFLAG」です。

テキスト:ハルフラ編集部 撮影:鈴木文彦

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