新たな学校の開設で変わる子育て環境
HARUMI FLAGに中央区晴海西小学校・晴海西中学校が開校
「HARUMI FLAG」に、区内最大規模の小中学校が新設されます。HARUMI FLAGならではの“新しい形の子育て”を、ちょっと覗いてみませんか?
この記事では、「HARUMI FLAG」に新しく新設される施設、子育ての形や支援に注目してご紹介します。HARUMI FLAGでの暮らしを検討している方や支援内容が気になる方は、ぜひご参考ください。
目次
中央区立晴海西小学校・晴海西中学校
令和6年4月に、HARUMI FLAGに中央区晴海西小学校・晴海西中学校が開校しました。
約16,000㎡を有する校舎
校舎は約16,000㎡の敷地を有しており、小学校と中学校が一体型の建物になっています。
一つの建物内で、小学校・中学校エリアを分けており、体育館やプールなどの設備も有しています。また、2万冊を超える本に触れられる図書館も併設。人工芝の校庭は、約6,000㎡という広大さを誇ります。
都心にごく近い街でありながら、自然に囲まれ、広々とした学習環境を享受できる学校がHARUMI FLAGにはあります。
ファミリー層増加で第二校舎建設
中央区の想定を超える人口が「HARUMI FLAG」へ入居予定のため、2031年度には教室が足りなくなると予想されており、第二校舎を建設する予定です。
晴海特別出張所(予定)等複合施設
HARUMI FLAG内に建設予定の「晴海特別出張所等複合施設」は地下1階〜5階からなり、認定こども園や図書館、保健センターなどが入った公共施設が予定されています。
認定こども園の対象者は1歳~5歳児。定員は約450名となる予定です。
他にも、中央区の特別出張所、おとしより相談センターなども併合しています。
入居者が増加しても、広々とした空間を確保しつつ適切に対応するプロジェクトが、着々と進行しています。
多世代・多様な人々が暮らしつながるダイバーシティな街
HARUMI FLAGは、多様な世代やライフスタイルを持ったさまざまな人々が集まる街をイメージしています。そのため、 街中にはたくさんの体験や憩いの場が設けられています。
また、24年4月1日にポピンズナーサリースクール「HARUMI FLAG PORT VILLAGE」が開園してます。グローバルな体験やSDGsの施策を取り入れた空間で、街の魅力を活かせる質の高い保育内容を目指しています。
子ども向けの施設を完備
晴海ふ頭公園や、住む人が憩いの場として集まる中庭・広場は、子どもたちの幼少時代を鮮やかに彩る遊びの場になるでしょう。
雨の際にも室内で子どもが楽しめるキッズスペースもあります。
どの世代でも暮らしやすい
全ての人が快適に暮らせるユニバーサルデザインが取り入れられ、バリアフリーなアクセシブルルートを確保している点も特徴です。
段差の少ない空間や滑りにくい舗装材を採用し、車イスでもゆとりのあるバリアフリーの環境が提供されています。
テレワークにも対応しており、ワークスペースや図書館も設置されています。
また、バーやシアター、パーティーが可能な施設も完備。子どもから大人まであらゆる年代が、ライフステージに合わせて人生を楽しめるでしょう。
中央区による多様な子育て支援
中央区が独自に行っている子育て支援について解説します。
一部ではありますが、中央区での子育て支援と手当について確認してみてください。
子育て支援
中央区では、幼児教育・保育の無償化対象施設があります。対象の施設は、一時預かり事業、病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業です。
他にも、保護者の突然の病気や出産で一時的に保育ができない際に、区と契約しているベビーシッターがご家庭のお子さんの食事などのお世話を行うファミリーサポート支援も受けられます。
中央区子育て世帯応援特別給付金
中央区には、子育て世代向けの手当があります。中央区子育て世帯応援特別給付金について一部ご紹介します。
中央区子育て世帯応援特別給付金は、物価高騰に直面し影響を受けている低所得の子育て世代を対象に、生活の支援を目的として提供されている給付金です。
以下が期限、支給額、対象者です。
申請 期限 | 令和6年4月30日(火曜日) |
支給額 | 対象児童1人当たり5万円 |
対象 | 電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金の対象に該当し、以下の1〜3のいずれかに該当する方 1:同一世帯内に18歳以下の児童がいる 2:同一世帯内に令和5年12月2日以降に生まれた新生児がいる 3:別世帯にいる18歳以下の児童を扶養している |
その他の手当
中央区子育て世帯応援特別給付金以外にも、子育て世帯生活支援特別給付金や令和5年度ベビーシッター利用支援事業、児童手当などが提供されています。
期限や対象者が気になる方は、中央区のホームページを検索してみてください。
まとめ
HARUMI FLAGは、人にも環境にも優しく、都心へのアクセスも良好な湾岸の街。子どもたちの未来までを考え、教育、生活環境、支援など多角的な面で「住む人」のことを考えたデザインとなっています。
近場にはダイバーシティ東京や今注目の豊洲千客万来があります。お出かけついでに、ぜひご家族で「HARUMI FLAG」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。この新しい街での暮らしが一層イメージでき、お気に入りのスポットになるでしょう。
テキスト:ハルフラ編集部 撮影:鈴木文彦
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