【晴海フラッグの現在地】数字で見る晴海地区の人口数

「晴海地区では、本当に人口が増えているの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
晴海フラッグへの入居開始とともに、晴海地区の人口は増加しています。2025年4月に開校した晴海西小学校・晴海西中学校には、すでに1,000人を超える子どもが在籍しています。2025年秋には、SKY DUOへの入居がはじまることから、さらに人口が増えるでしょう。
本記事では、晴海地区を含む月島地域の人口の推移や、晴海地区の魅力などをご紹介します。晴海地区の人口の推移や予想を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
晴海地区は人口増加中!

晴海地区の人口の推移を解説します。
人口の推移
東京都の調査によると、2024年9月1日時点で、晴海五丁目には、8,300人を超える住民登録があります。2024年1月からの増加数は、約6,300人です。世帯数は、3,600を超えており、2024年1月の4倍以上を記録しています。
なお、晴海フラッグへの入居が始まった2024年1月から9月にいたるまで、晴海フラッグ以外に新築マンションは供給されていません。そのため、晴海フラッグが人口増加に影響したと考えられるでしょう。
参考:晴海五丁目西地区(選手村跡地)のまちづくりファクトシート
晴海フラッグは高倍率で人気

晴海フラッグは、申し込みの高倍率が話題でした。ピークの2023年1月には、平均倍率が71.1倍、最高倍率が266倍に跳ね上がっています。第1期販売時は、引き渡しまでの期間の長期化や、5,000戸を超える大規模な住宅供給などの特殊性から、供給戸数に対して登録申込戸数が下回る状況にありました。
しかし2022年3月以降、倍率が右肩上がりになったことから、1名義につき申し込みは2戸まで、複数法人名義での申し込みは不可という対策がとられました。結果的に申し込み倍率は下がりましたが、依然として最高倍率は100倍を超えており、人気の高さがうかがえます。
マンモス校の晴海西小学校・晴海西中学校
晴海フラッグの特徴のひとつは、子育て家庭が多いことです。2024年4月に開校した晴海西小学校・晴海西中学校には、小学生が約800人、中学生が約200人と、すでに1,000人を超える子どもが在籍しています。
今後も人口増加が予想されるため、2029年4月には、晴海西小学校の第二校舎が開設される予定です。小学1年生〜3年生が利用する想定で、低学年の心身に合わせて設計されています。晴海地区をはじめとする湾岸エリアの発展で、子育て家庭がさらに増えると考えられるでしょう。
2025年秋にはSKY DUOへの入居がスタート
2025年秋には、晴海フラッグの最後の大物ともいえる「SKY DUO」への入居がはじまる予定です。SUN VILLAGEとPARK VILLAGEのそれぞれの一角に建つSKY DUOの総戸数は、2棟合わせて1,455戸にのぼります。
1LDK〜3LDまで幅広い間取りがあるため、単身者だけではなく、子育て家庭の入居も想定されます。そのため、世帯数はもちろん、人口も大幅に増加すると考えられるでしょう。
晴海五丁目西地区のまちづくり
晴海フラッグが位置する晴海五丁目西地区は、子育て家庭や高齢者、外国人など、さまざまな方が交流できるようなまちづくりを進めています。開発当初から、幅広い住戸バリエーションの住宅計画や、多様な人々が交流し快適に暮らせる環境などをコンセプトに掲げていました。
たとえば、街区への水素供給を実現した水素ステーションや、バスやBRTなどの多様な交通手段の結節点となるマルチモビリティステーションは、晴海フラッグならではの設備です。また、キッチンカーやマルシェなどのイベントを通して、住民同士の交流も実現しています。
さらに、人々の住みやすさを追求するだけではなく、環境にも配慮しているのが晴海フラッグです。緑化や省エネ設備の導入、雨水の再利用などの取り組みを進めており、4つの環境認証を取得しています。
月島地域の人口増加はめざましい

2025年4月1日時点の、中央区の世帯数は107,588世帯です。中央区には、月島・京橋・日本橋の3つの地域があり、晴海は月島地域の一部です。月島地域の世帯数は45,685世帯で、うち晴海は11,851世帯と、15,842世帯の勝どきに次ぐ多さを誇ります。
中央区の調査によると、近年のマンション開発などが影響し、区内のいずれの地域でも、人口は増加しています。年少人口の割合が増加傾向にあり、高齢者人口は比較的ゆるやかに伸びているのが特徴です。なかでも月島地域の人口増加はめざましく、2029年度には、中央区の人口の半数以上を月島地域が占めると予想されています。
晴海フラッグの開発による影響は大きく、今後も若年層の人口増加が期待できます。月島地域は、利便性や景観の良さなどのメリットがあることから、若年層にとって魅力的なまちだといえるでしょう。
晴海地区の3つの魅力
人口増加が進む背景には、晴海地区ならではの魅力があると考えられます。晴海地区の魅力を3つ解説します。
都心へのアクセスの良さ
晴海地区の大きな魅力のひとつは、都心へのアクセスの良さです。たとえば、晴海フラッグの最寄駅は、都営大江戸線・勝どき駅です。都営大江戸を使えば、汐留や六本木、新宿などのオフィス街に一本でアクセスできます。乗り換えがないだけでも、通勤のストレスが軽減されるのではないでしょうか?
晴海地区の場合、電車だけではなく、船での移動も可能です。BLUE FERRY(ブルーフェリー)と呼ばれるサービスがあり「晴海~日の出」間を船で行き来できます。なお「豊洲〜日本橋」間を運行する船もあります。
頻繁に都内に足を運ぶものの、都心の物件に住むのが難しい方でも安心の立地です。都内に通勤や通学をする場合、居住地の候補のひとつとして、晴海地区を検討してはいかがでしょうか?
充実した子育て支援
晴海地区は、子育て支援が充実しており、小さい子どもがいる家庭でも安心して暮らせます。2025年3月に公開された中央区の調査によると、2024年10月1日時点で、月島地域の認可保育所等は40園でした。中央区全体の約半数を占めています。
晴海フラッグには子育て家庭も多いことから、環境の整備が進められていると考えられます。たとえば、晴海フラッグの近くには、保育施設や塾、プログラミング教室などの教育施設があります。
なお、晴海地区を含む中央区では、以下のようなサービスを提供し、妊娠・出産や子育てを支援しています。
- 特定不妊治療費(先進医療)助成制度
- 所得制限なしの子ども医療費助成
- ベビーシッター利用支援事業
子育て環境を重視して住む場所を決めたいと考えている方に、ぴったりの地域といえるでしょう。
参考:中央区こども計画
自然あふれるまち
晴海地区に住むと、晴海ふ頭公園をはじめとする公園や、運河でリフレッシュできます。都心に住むと、自然に触れる機会は限られるでしょう。しかし晴海地区は、湾岸エリアという恵まれた立地と、緑を意識したまちづくりの恩恵を享受でき、自然あふれる環境で生活できます。
たとえば、晴海フラッグは、自然とともに暮らすまちを目指しており、地域の植生や生態系までを考えたまちの設計が魅力のひとつです。約3,900本の木がひとつの森をつくり、生き物を呼び込むための工夫がこらされています。
自然あふれるまちであれば、早朝にランニングをしたり、リモートワークの合間に散歩をしたりと、心身ともに健康的な暮らしが実現します。また、子育てものびのびとできるでしょう。
今後も若年層の人口増加が期待できる晴海地区

晴海フラッグへの入居がはじまったこともあり、晴海地区の人口は大幅に増えています。2025年秋にSKY DUOへの入居がはじまれば、さらに人口は増加するでしょう。
晴海地区が属する月島地域は、中央区のなかでもとくに人口が多い地域です。晴海地区では、今後の人口増加に備えるために、晴海西小学校の第二校舎の開設が予定されています。
人口が増加すると、まちがにぎわうだけではなく、新たな交流やコミュニティが形成されます。結果的に、ますます居心地のよい空間が生み出され、住みやすいまちへと発展するでしょう。
※すべて2025年4月時点の情報です。
テキスト:ハルフラ編集部
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