「晴海フラッグでの子育てって実際のところどうなの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
晴海フラッグは乳幼児〜中学生まで、年齢に合わせた教育施設が充実しており、子育て世代でも住みやすいまちです。「塾に通わせたい」「英語教育に力を入れたい」など、家庭により求める教育施設はさまざまです。
2024年4月には、晴海五丁目に小中学校が開校しており、晴海フラッグ内での通学ができます。また、塾や習い事の環境はもちろん、保育施設も整っており、共働きの家庭でも安心です。
本記事では、晴海フラッグの具体的な教育施設をご紹介します。ご家庭の教育方針とマッチするかをぜひ確認してみてください。
目次
晴海フラッグには教育施設が多く存在
晴海フラッグには多数の教育施設があります。学校以外の教育の場として「塾」と「習い事」をご紹介します。塾や習い事に通わせるかを悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
塾
晴海フラッグから通いやすいエリアの大手塾には「早稲田アカデミー」「SAPIX」があります。
早稲田アカデミーは、志望校合格に向けた学力をつけるのはもちろん「問題解決力」「精神力」の定着も目指した指導をしています。一例として小学生の実績をあげると、2024年度の御三家中の合格者は、545人と史上最高数でした。
晴海校は2024年7月に開校し、対象は小学1年生〜中学3年生までです。Daiwa 晴海ビル8階に位置しており、勝どき駅から徒歩約10分でアクセスできます。
SAPIXは「思考力」「記述力」の養成に力を入れ、学ぶよろこびを知り、人間的な成長にもつなげるという教育方針をかかげています。
晴海校は小学生が対象で、晴海アイランドトリトンスクエア2階に位置しており、勝どき駅から徒歩約4分です。2024年度の小学部の合格実績はこちらからご確認ください。
「学習のキャッチアップに活用したい」「中学受験をしたい」と考えている方でも、満足できる環境でしょう。
習い事
塾以外にもそろばんやプログラミング教室、幼児教室などがあります。
「そろばん教室88くん」は、全国の大手ショッピングセンター内に設置されているそろばん教室です。クラスごとに定員があり、成長に合わせた個別指導を受けられます。年少〜高校生までが対象で、晴海フラッグではららテラスHARUMI FLAGにあります。
「プログラボ」は、子ども向けロボットプログラミング教室です。年長〜中学生までが対象で、オリジナル教材を使ってロボットプログラミングを学べます。晴海校は、HARUMI FLAG Sun Village F棟102号に位置しており、都営バス「ほっとプラザはるみ前」より徒歩約3分です。
「EQWEL(イクウェル)」は、0歳からはじめられる幼児教室です。30年以上の幼児教育の歴史を持ち、卒業生には名門校の合格者だけでなく、フィギュアスケートの本田真凜さんなどのアスリートもいます。脳科学と心理学をベースにした教育を実施しており、レッスン内容には、フラッシュカードや百玉そろばんなどがあります。晴海校は、勝どき駅より徒歩約3分です。
「プログラミングは自分では教えられない」「幼少期から学ぶ楽しさを知ってほしい」など、習い事を検討している方は、まずは体験教室で試してみると良いでしょう。
晴海フラッグには保育施設も完備
晴海フラッグには、認可保育所「ポピンズナーサリースクール」が2か所あります。2024年4月に新規開設した「ららテラス HARUMI FLAG」「HARUMI FLAG PORT VILLAGE」です。
教育と保育を意味する「エデュケア」を保育理念にかかげ、世界最先端の幼児教育や脳科学の視点を取り入れたプログラムを提供しています。
ららテラス HARUMI FLAGとHARUMI FLAG PORT VILLAGEのそれぞれの定員は、118人と141人です。基本時間は7:30〜18:30ですが、19:30まで延長が可能です。日曜日・祝日・年末年始以外は開所しています。
「共働きで、日中は子どもの面倒をみられない」という方でも、安心できるでしょう。
晴海四丁目に開いた認定こども園に応募が殺到
2024年4月、東京都中央区晴海四丁目に認定こども園「渋谷教育学園 晴海西こども園」が開園しました。2023年に行った園児募集の際、3歳児クラスの入園希望者がもっとも多く、定員50人に対して約3倍の応募がありました。
認定こども園とは、教育と保育を一体的に行う施設です。幼稚園と保育所の両方の良さを持つ施設で、基準を満たせば都道府県などから認定を受けられます。
認定こども園は、保護者の就労状況にかかわらず利用でき、離職による退園のリスクがありません。また、豊富な幼児教育を受けられるメリットもあります。晴海西こども園は、幼保連携型の認定こども園のため、幼稚園と保育所の両方の機能を備えています。
晴海西こども園の運営主体は、学校法人渋谷教育学園です。渋谷教育学園は、全国トップクラスの進学校である渋谷中学高等学校を手がけています。難関校として知られ、近年は進学校として有名な学園の参入は晴海界隈でも話題となっています。入園説明会では、系列の中高に進学の場合、卒園児は一定の配慮をするという説明もあったとの事です。
晴海西こども園への応募が殺到したことから、晴海フラッグには教育を重視した家庭が多いと考えられるでしょう。
晴海フラッグは想像以上に子供が多い?
晴海フラッグには、2024年4月に開校した「中央区立晴海西小学校」「中央区立晴海西中学校」があります。
3月に実施された一般向けの内覧会では、中央区が想定していた3,000人を上回る約5,000人が来場しました。今後も晴海地区の人口増加が予想されており、晴海西小学校は第二校舎を建設する予定です。
晴海西小学校
「晴海西小学校」は、都営バス「はるみらい前」あるいは、東京BRT「B31はるみらい」が最寄りです。小学校の児童数は約820人で、1年生は8クラス約250人が在籍しています。
土曜授業日や音楽鑑賞教室、運動会など、1年を通してさまざまな学習の場を用意しています。「学校の様子」で学校生活がわかるため、気になる方は一度目を通すと良いでしょう。
晴海西中学校
「晴海西中学校」は晴海西小学校に隣接しており、生徒数は約200人です。
座学だけでなく、校外学習や文化祭、修学旅行などのさまざまな行事を予定しており、充実した学校生活を送れるでしょう。学校生活は「学校の様子」から確認できます。
運動部には、野球部やサッカー部、テニス部など、文化部には、吹奏楽部や美術部などがあります。
グローバルな人材育成も?
晴海フラッグでは、グローバルな人材育成も活発です。英語の学習環境を提供している3つのサービスをご紹介します。
放課後インターナショナルスクール
晴海フラッグには、放課後インターナショナルスクールの「FlyNexia Global Academy」があります。
教室内では日本語は一切使えないため、ネイティブの講師と一緒に過ごしながら、英語力を鍛えるスクールです。ITデザインやプログラミングのコースがあり、英語×ITでAI時代のグローバルリーダーの育成を目指しています。
FlyNexia HARUMI FLAG校は、ららテラスHARUMI FLAGの3階にあります。晴海西小学校などの近隣小学校への徒歩送迎を実施しているため、送迎が難しい方でも安心です。
モデルケースでは、小学校を下校する13時30分から帰宅する18時30分まで、宿題をしたりレッスンを受けたりするスケジュールを紹介しています。
1日最大6時間、英語に触れたりプログラミングを学んだりしながら過ごすため、自然と英語力やITの知識が身につくでしょう。
英語学童保育
学童保育と英会話を掛け合わせた「Kids Duo」もあります。
Kids Duoの教室内では基本的に英語を使うため、最大週30時間、ネイティブの英語に触れながら過ごせます。日本人バイリンガルのフォローがあるため「英語が不安」という子どもでも安心です。
Kids Duo HARUMI FLAGは、HARUMI FLAG Sun Village F棟103号にあり、晴海西小学校からは徒歩通学が可能です。
保護者が子どもの様子や成長度などを把握できるように、定期的に電話連絡や面談などを行っています。併用もできるため「スポーツや音楽以外の習い事もしたい」と考えている方にも良いでしょう。
英会話教室
「学童の機能までは求めないけれど、英語学習の機会がほしい」という方には「セイハ英語学院」があります。
セイハ英語学院は、ショッピングセンターをメインに全国で500教室以上を展開している英会話教室です。0歳〜中学生まで、年齢に合わせたクラスがあり、30〜60分程度のカリキュラムが組まれています。
日本人と外国人の2名体制でレッスンが進みます。状況に応じて日本語を話せる安心感もありながら「外国人と英語でコミュニケーションがとれた」という自信を持てるでしょう。
ららテラスHARUMI FLAG教室は、ららテラスHARUMI FLAGの3階にあります。晴海フラッグから通いやすく、子どものレッスン中に買い物ができるのも大きなメリットです。
まとめ
晴海フラッグは、晴海西小学校や中学校などの教育施設はもちろん、塾や習い事の環境も整っています。また、保育施設や認定こども園など、未就学児を預ける施設も充実しています。
晴海フラッグでは、放課後インターナショナルスクールや英会話教室などを積極的に展開しているのが特徴だといえるでしょう。両親が日本人であれば、ネイティブの英語に触れる機会は少ないため、英会話教室などは生きた英語を学ぶ良いチャンスです。
晴海フラッグや、ららテラスHARUMI FLAGの教育施設であれば、アクセスしやすく、子どもを通わせるのも安心でしょう。
晴海西小学校の第二校舎の建設予定を考えると、ますます子育て世代が増えると予想できます。子どもが増えれば、教育施設や保育施設の整備がさらに進むと期待できるのではないでしょうか。
テキスト:ハルフラ編集部
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